29日、園田競馬場で行われた第6回園田フレンドリーC(3歳上、ダート1230m、1着賞金300万円)は、下原理騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.1倍){horse=2002105724:ベストタイザン}(牡6、兵庫・齊藤裕厩舎)が、道中好位追走から徐々に進出すると、直線では馬場の真ん中を力強く伸び、6番人気モエレトレジャーに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分15秒5(不良)のコースレコード。さらに2馬身差の3着には3番人気ピースプロテクターが入っている。
勝ったベストタイザンは、父ジェニュイン、母ベストフルーツ(その父アスワン)という血統。04年6月に北海道・村上正和厩舎からデビューし、2勝を挙げ兵庫へ移籍。昨年は重賞初制覇となった園田フレンドリーCから園田金盃まで6連勝を達成したほか、兵庫ゴールドT(交流GIII)で2年連続の4着に入るなどの活躍を見せていた。今年は2戦していずれも快勝しており、今回の勝利で3連勝となった。通算成績48戦19勝(うちJRA4戦0勝、重賞3勝)。
なお、従来のレコードタイムは05年6月2日にシンドバッド(岩田康誠騎手)が記録した1分16秒0。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。