【きさらぎ賞】米国生まれのエリカアンディーヴ 史上初の外国産牝馬Vなるか

2025年02月03日 20:45

キャリア1戦で重賞に挑むエリカアンディーヴ(24年12月撮影、ユーザー提供:たっぷりプリンさん)

 米国生まれのエリカアンディーヴ(牝3、栗東・吉岡辰弥厩舎)が、きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)で史上初の外国産馬Vを狙う。

 エリカアンディーヴは父Oscar Performance、母Going Day、母の父Daylamiの血統。父は16年のBCジュヴェナイルターフなど米G1を4勝。叔母のアルビアーノは15年のフラワーCとスワンS、いとこのアヴェラーレは23年の関屋記念を制している。

 ここまで1戦1勝。昨年12月の京都の新馬(芝1800m)でデビュー。大外10番枠から楽に好位に付けると、手応え良く直線へ。横一線の追い比べからゴール前で抜け出し、初陣を飾った。大トビで距離は1800m以上あった方が良さそうなタイプ。重賞挑戦で一気に相手が強くなるものの、前走と同じ舞台で戦えるのはアドバンテージといえる。

  今年で65回目を迎えるきさらぎ賞だが、牝馬の勝利はグレード制が導入された86年以降では15年のルージュバックのみ。外国産の牝馬となると当然ながら史上初の快挙となる。エリカアンディーヴはレース史に新たな1ページを加えることができるか。並み居る強豪牡馬を撃破しての戴冠を期待したい。

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