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【NARグランプリ2024表彰式】NAR理事がトークセッションに飛び入り参加〜ダート3冠への疑問に初回答

2025年02月03日 20:46

パネルディスカッション第一部に登場した打越勇児調教師(中央、左は小堺翔太アナ、右は古谷剛彦氏)

 2024年に地方競馬で優秀な成績を残した人馬を顕彰する「NARグランプリ2024」表彰式が3日、都内のホテルで約250人が出席して行われ、式典の合間には、パネルディスカッションを開催。ダート改革元年となった2024年を振り返り、新たな提言などを行った。

 第1部ではシンメデージーを育て上げた打越勇児調教師=高知=が登壇。「西日本にもトライアルなどが整備されれば」と提案すると、第2部ではムットクルフェの会田裕一オーナーが「全国の地方競馬場に所属したまま、ダート3冠に挑戦できるのは、モチベーションになる」と意義を述べた。

 そして、スペシャルイベントとして、NAR地方競馬全国協会の相川貴志理事が”飛び入り参戦”。ファンからの質問に答える形で、新ダート体系下における3冠競走について、オフィシャル側として初めて回答した。

 まず、ファンからの質問で多かったのが、「大井で3冠全てを行う意図」について。同理事は「正解は一つだけではないが、重視したのは3冠競走は大きな責任のあるレース。生産の指標としても、しっかりした競走内容を持って発展して、将来性や信頼性をある程度しっかりした土台の上でやるべき。南関東の3冠は歴史などさまざまな点で優れた点があった。それをベースにして全日本の3冠にしようと。また、地方競馬は主催者それぞれが個別単独の事業体でリスクと負担がある。リスクを責任を持って負ってもらえる大井に託した」と話した。

 また、「東京ダービーとジャパンダートクラシックが同じ距離であること」に関しては、「2000メートルという距離は一緒だが、この間に4か月という時間の経過がある。競走馬が一番成長する、3歳夏があり、春参戦できなかった馬が秋に出てくるなど、4か月という時間があることによって、自身も周りも成長し、再度真価を問うというのがジャパンダートクラシックの位置づけ。その意義を実現するのにふさわしい距離が2000メートルだという考え。3冠目として、芝の菊花賞やセントレジャーやベルモントSを想定されるだろうが、古馬との対決に向け、ダート競走は国内外問わず1800〜2000メートルが中心。3冠競走として2000メートルが2つあるという懸念より、そちらに重要性を見いだした」とした。

 また、「厳しい意見があるのは分かっていますし、まだまだ、牝馬の3冠、地元の重賞との関係性など検討することはある」と、さらなる体系整備に意欲を示した。

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