2月16日(日)に京都競馬場、芝2200mで行われる京都記念。昨年の同レースの勝ち馬プラダリア(栗東・池添学厩舎)は今年もここへの出走を予定。今朝5日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
先週に引き続き、朝一番のCWで池添謙一騎手が騎乗。ピストンボーイ、ジュルナールの2頭が先行して、それを追走する形。向正面に入ったところでは先頭とプラダリアの差が2秒以上離れていたが、6F標識を通過してから、少しずつその差が詰まっていき、3コーナーに入る頃には先頭から後ろ2頭がそれぞれ2馬身ずつの等間隔でコーナーリングしていった。
4コーナーから最後の直線に向くところでは手応えが抜群のプラダリア。馬の表情を見ていても程よく気合が乗っていて、しっかりと前を交わすという意思を感じる走り。実際、あっさりと前2頭に追いついて、ラスト1F標識を過ぎたところでは完全に抜け出す。そのタイミングで肩ステッキが入ると、もう一段ギアを上げてフィニッシュした。
時計は6F82.8〜5F66.9〜4F52.3〜3F37.0〜2F22.7〜1F11.4秒。22.7秒は4歳以降のCW2F時計としては最速。ちなみに青葉賞1着時の1週前追いCW2F時計が22.5秒だったので、この速い時計をマークできたことは好走パターンに該当するといってよいだろう。
(取材・文:井内利彰)