◆第59回共同通信杯・G3(2月16日、東京競馬場・芝1800メートル)1週前追い切り＝2月6日、美浦トレセン

　昨年の函館2歳Sを制したサトノカルナバル(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父キタサンブラック)は、レイチェル・キング騎手を背にWコースで3頭併せを実施。サトノラクローヌ(4歳未勝利)、シテフローラル(7歳2勝クラス)の僚馬2頭を最後方から追走すると、直線では軽く仕掛けられて瞬時に加速。並ぶまもなく交わしさり4馬身先着した。ラスト1ハロンはこの日の最速となる11秒1(5ハロン66秒0)をマーク。非凡な脚力をまざまざと見せつけた。

　前走のブリーダーズCジュベナイルターフ(9着)に続いて連続騎乗となる鞍上も、「いい動きで、前回より成長を感じる」と好感触。初の1800メートルにも「落ち着いていて賢い馬だから問題ない」と、自信をのぞかせた。