C.ルメール騎手がチェルヴィニア(牝4、美浦・木村哲也厩舎)で、京都記念(4歳上・GII・芝2200m)の初制覇を狙う。

　ルメール騎手はこれまで京都記念に4回騎乗。初参戦は03年のトシザブイで9着。その後は07年のロジックが8着、08年のフサイチホウオーが15着、10年のジャガーメイルが2着で、その後は一度も騎乗機会がなかった。

　今年はチェルヴィニアで15年ぶり5回目の参戦となる。昨年のオークスと秋華賞の覇者。前走のジャパンCが2番人気で4着に終わったが、勝ったドウデュースとは僅かに0秒4差。未勝利以来の牡馬相手、そして初の古馬相手の戦いだったことを考慮すれば、かなり評価できる内容だった。今春はドバイ遠征を予定。それだけにここはきっちりと勝ちたい一戦となる。

　ルメール騎手はパートナーを勝利に導き、京都記念初制覇となるか。その手綱捌きに要注目したい。