レース史上初の3連単100万超え GI初制覇のペプチドナイルが演出した昨年のフェブラリーステークス

2025年02月19日 07:30

大波乱となった昨年のフェブラリーSを制した藤岡佑介騎手(撮影:下野雄規)

 昨年のフェブラリーSは大波乱となった。上位3頭は11番人気→5番人気→13番人気で決着。レース史上最高配当となる3連単153万円馬券が飛び出した一戦を振り返る。

 GIにしては超大物の参戦がなく、主役不在の混戦という下馬評だった。1番人気のオメガギネスは連対率100%とはいえ、重賞は未勝利。2番人気のウィルソンテソーロも目下2戦連続でGI・2着ながら、松山弘平騎手とは初タッグだった。そして3番人気のドゥラエレーデはダートの勝ち星が未勝利のみ。決して信頼できる軸馬という雰囲気はなかった。

 レースは快足ドンフランキーが引っ張った。前半3Fが33秒9、5Fが57秒9の超ハイペース。これは前崩れ必至か。そう思われた中、好位追走から粘りを発揮したのが11番人気のペプチドナイルだった。残り200mで先頭に立つと、藤岡佑介騎手の叱咤に応えて踏ん張る。中団から伸びてきた5番人気のガイアフォース、直線勝負にかけた13番人気のセキフウらの2着争いを尻目に、悠々と先頭でフィニッシュ。重賞初制覇をGIの舞台で果たした。

 注目の3連単は153万500円の大万馬券。最低人気のコパノリッキーが勝った14年でも届かなかった大台の7桁配当となったのだった。

※内容に一部誤りがございました。訂正のうえ、お詫び申し上げます。

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