待望の初勝利を目指すダノンブランニュー(24年7月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん)
22年の牝馬二冠を制した
スターズオンアースの半弟となる
ダノンブランニュー(牡3、栗東・福永祐一厩舎)が、日曜京都3Rの3歳未勝利(ダ1400m)で初勝利を狙う。
ダノンブランニューは父
ミッキーアイル、母サザンスターズ、母の父Smart Strikeの血統。半姉の
スターズオンアースは22年の桜花賞とオークスの覇者。そして祖母の
スタセリタは09年の仏オークスなどGIを6勝した名牝。さらに叔母の
ソウルスターリングも16年の阪神JFと17年のオークスを制している。この血統が評価されて、22年のセレクトセール当歳で1億4000万円(税抜)の高値となった。
ここまで2戦0勝。昨年6月の新馬は後にダリア賞を制する
プリティディーヴァにクビ差届かずの2着。続く7月の未勝利は好位で力んだ上、直線で左にササッて3着に終わった。大崩れこそしていないが、血統的に期待値が大きいだけに物足りなさもある。
今回は7カ月ぶりの実戦となる点がカギだが、今の時期の未勝利なら力上位は間違いない。
ミッキーアイル産駒の牡馬だけに、初ダートもおそらくプラス。鞍上に川田将雅騎手を迎え、今度こそは初勝利をつかみ取ってみせる。