初勝利を目指すエスタンシア(24年11月撮影、ユーザー提供:ぐ〜たら1号さん)
19年の阪神JFを制した
レシステンシアの半妹となる
エスタンシア(牝3、栗東・松下武士厩舎)が、土曜京都6Rの3歳未勝利(牝・芝2000m)で初勝利を狙う。
エスタンシアは父
ドゥラメンテ、母マラコスタムブラダ、母の父
Lizard Islandの血統。半姉の
レシステンシアは19年の阪神JF、21年の阪急杯と
セントウルSの覇者。GIの2着は20年の桜花賞とNHKマイルC、21年の高松宮記念とスプリンターズSと香港スプリントの5回あった。また、半兄の
グラティアスは21年の京成杯を制している。
昨年11月のデビュー戦は1番人気で5着。続く未勝利は4着と人気に応えられずにいるが、ともに直線ではそれなりの脚を使えていた。過去2戦は1800m、1600mで距離不足の印象もあったので、2000mに延びるのはプラスだろう。血統的に未勝利でこれ以上の足踏みは許されない。「三度目の正直」で今度こそは先頭でゴールを駆け抜けてくれるはずだ。