7日、中京10R・桶狭間特別(4歳上1000万下、芝1200m)で2番人気ボストンゴールド(牡6、栗東・岩元市三厩舎)が優勝。同馬に騎乗した和田竜二騎手(30、栗東・岩元市三厩舎)は史上76人目、現役27人目となるJRA通算500勝を達成した。

　同騎手は96年3月にデビュー。同年に33勝を挙げ関西放送記者クラブ賞(新人騎手賞)、98年・04年にフェアプレー賞を受賞している。96年ステイヤーズS(GIII)をサージュウェルズで制しJRA重賞初制覇を達成すると、テイエムオペラオーとのコンビで天皇賞・春を連覇するなどGI・7勝、重賞24勝を挙げている。7日中京10R終了時点の通算成績はJRA7084戦500勝、地方218戦29勝。

【コメント】
「あと1つになってから、なかなか勝てなかったのですが、これで達成できて嬉しいです。現在の自分があるのも岩元先生(調教師)のおかげですし、自厩舎の馬で区切りの勝利を達成できて喜びもひとしおです。厩舎スタッフや関係者の方々に応援していただき、とても恵まれてきましたし、またファンの皆様からもご声援いただき、ここまでこられました。これから先も長いので、努力してもっと勝ちたいと思います。数だけではなく、中身も充実させられるよう、早くまたGIを取りたいです」