【フェブラリーS見どころ】GI初挑戦でもエンペラーワケアの成長力に期待

2025年02月17日 11:00

フェブラリーSに出走予定のエンペラーワケア(撮影:下野雄規)

 3カ月半の休養明けでも、休み明けは苦にしないタイプのエンペラーワケアに注目したい。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■2/23(日) フェブラリーステークス(4歳上・GI・東京ダ1600m)

 ダート路線に転じて安定感抜群の成績を誇るエンペラーワケア(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)。昨年の根岸Sを勝利後は疲労回復のために放牧に出し、そこで無理をせずフェブラリーSに使わなかったことが今の勢いにつながっている印象。2走前のエニフSは59キロを背負って捻じ伏せる強い勝ちっぷり。前走は初めてのダートのマイル戦に難なく対応してセンスを見せた。先週は横山武史騎手が栗東に駆け付けて坂路で4ハロン50秒台をマーク。初めてのGIでも能力は互角以上だ。鞍上は横山武史騎手。

 2カ月ぶりとなるミッキーファイト(牡4、美浦・田中博康厩舎)だが、丹念に乗り込まれて仕上がりは順調。重賞レースで常に上位に食い込み能力の高さを披露している。フォーエバーヤングやラムジェットといったダートの強豪と同世代。前走の名古屋大賞典ではレコード勝ちと文句のない内容でここに入ってもヒケは取らない。鞍上は戸崎圭太騎手。

 その他、GI初挑戦でも5戦5勝の東京なら主役まであり得るコスタノヴァ(牡5、美浦・木村哲也厩舎)、昨年の覇者ペプチドナイル(牡7、栗東・武英智厩舎)、前走の鬱憤を晴らす昨年の4着馬タガノビューティー(牡8、栗東・西園正都厩舎)、昨年の2着馬ガイアフォース(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)、2連勝と勢い十分のサンデーファンデー(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)らが今年初めての中央競馬のGIに集まる。発走は15時40分。

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