待望の2勝目を目指すバードウォッチャー(23年11月撮影、ユーザー提供:阪神優勝!さん)
名牝アパパネを母に持つバードウォッチャー(牡4、美浦・国枝栄厩舎)が、日曜東京6Rの4歳上1勝クラス(芝1800m)で2勝目を狙う。
バードウォッチャーは父ブラックタイド、母アパパネ、母の父キングカメハメハの血統。母は史上3頭目の三冠牝馬。09年の阪神JF、10年の桜花賞、オークス、秋華賞、11年のヴィクトリアマイルとGIを5勝した。さらに半姉のアカイトリノムスメは21年の秋華賞馬。半兄のジナンボーとラインベックもオープンまで出世している。
ここまで9戦1勝。2歳秋の東京芝1800mの新馬はスローペースも何のその、上がり3Fが11秒6-11秒5-11秒3の加速ラップを鮮やかに差し切り。その血統背景もあって、クラシック候補の呼び声も上がった。しかし、その後は8戦して全て4着以下。デビュー戦の輝きを取り戻せずにいる。
今回は幸英明騎手と2戦連続2回目のコンビとなる。GIデーの大勢のファンの前で、待望の復活Vとなることを期待したい。