ルメール騎手騎乗のアスコリピチェーノ(左)がゴール寸前で松山弘平騎手騎乗のウインマーベルをとらえる(カメラ・高橋 由二)
◆1351ターフス
プリント・G2(2月22日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・芝1351メートル=13頭立て)
一昨年の阪神JFを制した
アスコリピチェーノ(牝4歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)がゴール前で差し切り、昨年9月の京成杯オータムハンデ以来となる重賞4勝目、海外重賞初制覇を飾り、1着賞金120万米ドル(約1億8800万円)を獲得した。
鞍上のクリストフ・ルメール騎手は
ソングラインで制した22年に続いて同レース2勝目。日本馬の勝利は23年の
バスラットレオン以来2年ぶり通算3勝目となった。
僅差の2着に
ウインマーベル(牡6歳、美浦・深山雅史厩舎、父
アイルハヴアナザー)が続き、日本調教馬のワンツーとなった。津村明秀騎手騎乗の
テンハッピーローズ(牝7歳、栗東・高柳大輔厩舎、父
エピファネイア)は7着に敗れている。