【弥生賞】近親に名馬マルゼンスキー クラウディアイが父サートゥルナーリアに初タイトルを届けるか

2025年03月06日 07:30

重賞初制覇を目指すクラウディアイ(24年12月撮影、ユーザー提供:お得さん)

 ホープフルSで5着だったクラウディアイ(牡3、栗東・橋口慎介厩舎)が、弥生賞ディープインパクト記念(3歳・GII・芝2000m)でサートゥルナーリア産駒としてのJRA重賞初制覇を狙う。

 クラウディアイは父サートゥルナーリア、母モンクール、母の父ディープインパクトの血統。半姉のロフティフレーズはJRAで4勝を挙げたオープン馬。曾祖母の半兄のマルゼンスキーは76年の朝日杯3歳Sなど8戦8勝。種牡馬としても大成功した歴史的名馬だ。

 ここまで3戦1勝。昨年8月の中京で新馬勝ち。好位のインで脚をためると、直線で後続を突き放して1馬身3/4差の完勝だった。続く京都2歳Sはエリキングから0秒3差の3着、前走のホープフルSはクロワデュノールから0秒9差の5着。いずれのレースでも賞金を加算することはできなかったが、立ち回り一つで重賞でもチャンスがあるだろう。

 父のサートゥルナーリアは昨年のJRAファーストシーズンリーディングサイアーだ。しかしながら、これまで産駒はJRA重賞で未勝利。延べ13頭が出走して、昨年の新潟2歳Sのコートアリシアンの2着が最高着順となっている。3着も4回あるので、勝利まであと一歩だが…。ここでクラウディアイが父に初タイトルを届けるとともに、クラシックに大きく飛躍するか。3歳初戦の今回、脇役から一気に主役へと駆け上がることを期待したい。

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