名牝ハープスターの半弟となるコルレオニス(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、土曜阪神9Rの千里山特別(4歳上・2勝クラス・芝2000m)で連勝を狙う。
コルレオニスは父レイデオロ、母ヒストリックスター、母の父ファルブラヴの血統。半姉のハープスターは14年の桜花賞の勝ち馬。4歳春までの短い現役生活で重賞4勝を挙げた。また、祖母のベガは93年の桜花賞とオークスの覇者。したがってアドマイヤベガやアドマイヤドン、アドマイヤボスなどと同じ一族となる。
ここまで8戦2勝。気性面の幼さなどが災いし、デビューから悔しいレースが続いた。それでも昨年3月の中京で待望の初勝利。このあたりの修正能力はさすが友道厩舎といったところか。昇級後も悪くないレースを続けると、前走で待望の2勝目を手にしている。着実に力を付けていることは間違いない。
今回は昇級戦となるが、このクラスでもポテンシャルは上位だ。頭数が12頭と落ち着いたのもプラス材料。勢いそのままに連勝といきたい。