初勝利を目指すキャニオンデシェイ(25年2月撮影、ユーザー提供:どらねこさん)
重賞勝ち馬3頭の半弟となるキャニオンデシェイ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、日曜阪神5Rの3歳未勝利(芝1600m)で初勝利を狙う。
キャニオンデシェイは父ラブリーデイ、母クロウキャニオン、母の父フレンチデピュティの血統。母は平成から令和を代表する名繁殖牝馬。これまでにJRAで16頭の産駒が走り、14頭が勝利。オープン馬が9頭、重賞勝ち馬が3頭。ボレアスは11年のレパードS、カミノタサハラは13年の弥生賞、ヨーホーレイクは22年の日経新春杯、昨年の鳴尾記念、今年の京都記念を制している。
ここまで2戦0勝。今年1月の新馬、続く2月の未勝利はともに2000mで3着だったが、追ってから伸びを欠いたあたり、距離が微妙に長かったか。その点、マイルへの距離短縮はプラスだろう。今回こそはきょうだい15頭目の勝ち上がりとなることを期待したい。