今週の土曜日は、阪神競馬場でフィリーズレビュー(GII・芝1400m)が行われます。
過去10年のフィリーズレビューでは関西馬が11勝2着8回3着10回(19年に1着同着)と圧倒しています。過去10年のフィリーズレビューはすべて阪神競馬場で開催されています。関西馬のホームとも言える競馬場で行われていますので、美浦から輸送される関東馬よりも負担が少ない中でレースを迎えられることがこのような傾向になっている要因のひとつと言えそうです。
一方、関東馬は32頭が出走し2着1回。馬券に絡んだのは昨年のコラソンビートだけですし、関東馬にとっては相当に分が悪い一戦と言えそうです。そのコラソンビートは早めに栗東トレセンに入り調整されていた馬。関東馬とは言え、輸送の負担が少なかったために好走できた可能性もあります。
今年のフィリーズレビューでも関東馬が出走してきますが、その取り扱いには細心の注意を払った上で予想は組み立てたいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
昨年のフィリーズレビューでは【残った馬】のエトヴプレが11番人気で優勝。さらに2着にも【残った馬】のコラソンビートが入線しワンツー決着となっています。先週のオーシャンSでも【残った馬】のママコチャが優勝するなど結果を残しています!
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
関東馬(ただし、前走阪神JFで3着以内の馬は除く)
[0-0-0-31]複勝率0%
該当馬:インプロペリア、チギリ、ボンヌソワレ、ルージュラナキラ
(過去の該当馬:23年リバーラ3番人気12着、20年アヌラーダプラ3番人気9着、18年モルトアレグロ1番人気10着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想されるインプロペリアが該当しました。
過去10年のフィリーズレビューにおいて、関東馬で唯一好走したコラソンビートは前走で阪神JFに出走し3着と好走していました。栗東に滞在し調整された効果もあったのでしょうが、本馬の能力の高さも好結果を残せた要因と言えそうです。
該当馬に挙げたインプロペリアの前走は新馬戦で1着となっていますが、その前走で2着以下となった馬で未勝利を脱出した馬はいません。対戦相手のその後を見るとメンバーに恵まれた印象はぬぐえません。
さらにこの中間は美浦で調整されており、阪神競馬場までの長距離輸送も控えています。前走の新馬戦は東京でしたし、今回が初めての関西圏への輸送となります。キャリアの浅い馬ですし、長距離輸送が負担となり力を出し切れない可能性は十分に考えられます。
能力的にも未知数な部分がありますし、人気ならば思い切って軽視するのも高配当を得るためには必要な策になるのではないでしょうか。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。