【金鯱賞予想】今年も狙う5つのキーワード 過去データから探るGII金鯱賞

2025年03月16日 07:35

有力逃げ候補のデシエルト(c)netkeiba

 今週からは中京競馬場開催が始まり「中山・阪神・中京」の3場開催となる。

 日曜日の重賞は、皐月賞トライアルの3歳戦スプリングS(GII・中山・芝1800m)と、金鯱賞(GII・中京・芝2000m)。今週は金鯱賞にスポットを当て、いつものように過去10年データから馬券ヒントとレース傾向を探っていこう。

1.強い1番人気、狙いどころのゾーンは?

 まずは上位人気馬の成績チェックから。

 金鯱賞では、過去10年1番人気馬は5勝とかなりの優勢。成績は[5-3-1-1]で馬券圏内率90パーセント。安定感バツグンである。重賞の中でもトップクラスの1番人気馬成績といっていいだろう。

 対して2番人気馬は[2-1-2-5]でまずまず。一方3番人気馬は[0-1-0-9]、4番人気馬も[1-0-1-8]と不振で、ここら辺は今年も買いづらいかも…。

 3・4番人気が不振の分、5-9番人気馬が馬券圏内に絡むことが多いのも金鯱賞の特徴。ここのゾーンの馬は過去10年必ず馬券圏内に食い込んでいる。相手どころとしては押さえておきたい。

2.開催時期変わってから関西馬圧倒?

 16年までは12月開催で、3歳勢も参加可能だった金鯱賞。17年からは一転、3月開催&4歳以上となったわけだが、開催時期が変わってからの過去8年はすべて関西馬の勝利。過去8年で5回は1-3着すべて関西馬が独占という「関西馬圧倒」のレースとなっている。

 昨年も6頭の関東馬が参戦していたが、1番人気の関東馬ドゥレッツァも2着で勝てず。このパターンはいつまで続くのだろうか。

3.枠に有利不利はある?

 次に枠順の有利不利について。過去10年、枠順としては内外偏ることなく馬券圏内になっている。しかしやや不振といえるのが2枠と6枠。どちらも勝利がなく、2つの枠併せて過去10年でわずか3頭しか馬券圏内になっていない。

4.4歳馬が必ず連対している?

 過去9年、4歳馬が必ず連対しているというのもこのレースの特徴だろう。しかし今年の4歳馬はクイーンズウォーク1頭だけの出走。この傾向は続くのだろうか。

5.逃げ馬は要注意?

 例年指摘しているように、逃げ馬は必ず押さえておきたいレース。

 昨年こそ先手取ったシーズンリッチエアサージュともに下位に沈んでしまったが、過去10年での逃げタイプは6回も馬券圏内に食い込んでいる。やはり開催替わりの中京芝コースは逃げ馬に有利に働くのかも。

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