「
チャーチルダウンズC・G3」(4月5日、阪神)
昨年までアーリントンCとして行われていたが、
チャーチルダウンズ競馬場との交換競走が実施されていることに伴い、今年から「
チャーチルダウンズC」に改称された。NHKマイルC(5月11日・東京)
トライアルの位置付けに変更はない。
昨年のサウジアラビアRC覇者で、シンザン記念2着の
アルテヴェローチェが堂々の主役。1週前追い切りは、栗東坂路の併せ馬で4F50秒3-12秒1を記録して1馬身半先着。状態は文句なしだ。朝日杯FSで1番人気に支持された素質馬がVの最短距離にいることは間違いない。
きさらぎ賞3着から重賞獲りを狙う
ランスオブカオス。新馬V直後に挑んだ朝日杯FSでは3着に奮闘してG1舞台で実力を証明した。NHKマイルCへ向かうためにも、全力で勝利を狙う。
きさらぎ賞は8着に敗れた
ミニトランザット。道中の反応がひと息で、直線に入っても伸びずバテず。スムーズには運べていただけに不可解だが、中2週と間隔が詰まっての出走で、
テンションが高かった点が影響したか。京成杯3着と重賞通用の脚力を示しており、デビューVのマイル戦で巻き返す。
1月に中京で未勝利戦を快勝した
アスクセクシーモアは23年セレクトセールで2億9000万円(税抜き)の高値をつけた福永厩舎の期待馬。重賞挑戦でも楽しみだ。白梅賞を逃げ切って2勝目を手にした
モンテシートも見劣りしない。