【POG】栗東にもだいぶ2歳馬が増えてきました(栗東発)

2025年04月05日 12:31

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 29日の毎日杯はファンダム(牡、美浦・辻)が後方追走から直線で大外へ持ち出すと、次位を0秒6上回るメンバー最速の上がり3F32秒5の末脚で直線一気を決めた。新馬-ジュニアCとマイル戦を連勝し、今回は初の千八だったが、全く関係なし。ポテンシャルの高さを見せつけた。次走は未定だが、今後はG1戦線での活躍が期待される一頭だ。

 栗東にもだいぶ2歳馬が増えてきており、今回は角田厩舎、小崎厩舎の2歳馬を2頭ずつ紹介したい。

 角田厩舎のキタサンブラック産駒アトモス(牡、母コミカル)はバランスの取れた好馬体。ゲート試験は一発で合格した。「坂路で3月26日に4F54秒7、2日に55秒3。動きも良く、順調にきています。跳びが大きくて、芝の中距離くらいが向きそう」と師はジャッジする。

 僚馬のモズアスコット産駒タガノアバンドーネ(牡、母タガノディーバ)もゲート試験は一発で合格。「ピッチ走法。ケイコも思った以上に動いているし、これからの成長が楽しみ」と手応えは上々だ。

 小崎厩舎のハードシングス(牡、父ゴールドドリーム、母アンジェラスキッス)について、師は「気性的に幼い面はありますが、ゲートはスムーズだし、仕上がりは早そう」と好感触。

 カクウチ(牡、アドマイヤマーズ、母トウカイファイン)は酒店の"角打ち"が馬名の由来。「牧場で十分に乗り込み、動きもいい。筋肉質でこの時期の2歳馬にしてはとてもしっかりしている。仕上がりも早そう」と早期デビューでのVを意識している。(馬サブロー栗東支局・塩手)

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