矢作芳人調教師=栗東=が4月9日、ドバイ・ワールドCで3着だった管理馬の
フォーエバーヤング(牡4歳、父
リアルスティール)について、栗東トレセンで現状を説明した。レースでは直線で伸びあぐねる形になったが、「レース後も特に問題はありません。私も近くにいましたが、精神的な影響があったかもしれません」と語った。今後については秋に米国のG1・ブ
リーダーズCクラシック(11月1日、米国
デルマー競馬場・ダート2000メートル)を大目標にする方針に変わりはなく、前哨戦としては日本テレビ盃・Jpn2(10月1日、船橋競馬場・ダート1800メートル)などが候補に挙がっている。
今年はサウジアラビアからの転戦で
シンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父
シユーニ)とドバイワールドカップデーに参戦したが、ともに結果を出すことができなかった。「(中5週で)間隔が長いと、調整が難しいと思っていた。来年からは転戦が減るだろうな。ただ、うちの厩舎はやる。そこでチャレンジしないと意味がない」と巻き返しへ意欲を燃やしていた。