地方競馬全国協会(NAR)とTCK特別区競馬組合は10日、海外を拠点に活動するR.クアトロ騎手が4月14日(月)から7月4日(金)まで期間限定騎乗を行うと発表した。所属は大井・藤田輝信厩舎。昨年に続き通算4回目の地方短期免許取得となる。

　同騎手は1992年4月29日、フランス生まれ。09年に同国、10年にアメリカでそれぞれ騎手免許を取得し、その後はマカオやカタール、アラブ首長国連邦などで活躍。現在はオーストラリアを拠点にしている。前回の短期免許取得時は、24年10月14日から同年12月6日の期間において、大井競馬所属騎手として105戦14勝の成績を残した。

　なお、今回の短期免許期間における同騎手の騎乗は、他地区で行われる交流競走に出走する南関東地区所属馬に騎乗する場合を除き、南関東地区(浦和、船橋、大井、川崎)のみとなる。

■R.クアトロ騎手のコメント
「日本での騎乗はこれで4回目となり、嬉しく思っています。受け入れてくれた藤田輝信調教師、地方競馬全国協会には感謝しています。最初の来日時(2017年)は29勝を挙げましたが、もっと勝つことができるよう頑張りたいです。レース以外の楽しみでは、京都や富士山、東京などの観光も楽しみたいですね」

(地方競馬全国協会・TCK特別区競馬組合のリリースより)