FHA(国際競馬統括機関連盟)は10日、今年のロンジンワールドベストレースホースランキング第2回中間発表を行った。1月1日から4月6日までの主要レースが対象で、ドバイシーマクラシック覇者ダノンデサイル(牡4＝安田)がレーティング125ポンドで3位にランクインした。

　サウジカップ上位2頭は先月の発表から1ポンド下方修正され、フォーエバーヤング(牡4＝矢作)が127ポンドで1位、ロマンチックウォリアー(セン7＝香港)が126ポンドで2位となっている。

　ドバイターフ覇者ソウルラッシュ(牡7＝池江)は121ポンドで8位にランクインした。大阪杯連覇を飾ったベラジオオペラ(牡5＝上村)、高松宮記念を制したサトノレーヴ(牡6＝堀)などが118ポンドで12位タイ。ドバイワールドカップ覇者ヒットショー(牡5＝米国)は発表された12位までに入っていない。

　23年はイクイノックス(牡6)が日本調教馬の歴代最高値となる135ポンド(対象レース＝ジャパンカップ1着)で年間1位に輝いた。

　▽レーティング　競走馬の能力を示す客観的な指標で、着差や負担重量などを基に、国際的に統一された基準により、数値化したもの。