「ロンジンワールドベストレースホースランキング(LWBRR)」がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表された。今回は2025年1月1日から4月6日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング118以上の17頭が掲載。日本調教馬は7頭がランクインしている。
1位はサウジCを制したフォーエバーヤング、2位はロマンチックウォリアー。前回と順位変わらずの2頭だが、ともにドバイワールドカップデーで敗れたこともありLWBRR委員会での協議の結果、フォーエバーヤングのレーティングは128から127へ、ロマンチックウォリアーは127から126となった。日本調教馬がワールドランキングの中間発表で単独トップとなるのは、14年のジャスタウェイ、16年のエイシンヒカリ、23年のイクイノックス以来4頭目。また、01年以来、日本のダート部門における最高レーディングであったクロフネの125を超え、歴代トップの数字である。
3位はダノンデサイルで125。ドバイシーマクラシックにてカランダガンの猛追を振り切って優勝したパフォーマンスが評価され、7位タイの前回評価からランクアップを果たした。
4位タイは香港のカーインライジングと米国のホワイトアバリオで124。前者は香港スプリントCを3馬身差で完勝し、後者はゴーストザッパーSを5.1/4馬身差で圧勝した。ドバイターフでロマンチックウォリアーに勝利したソウルラッシュは121で8位となっている。
そのほかの日本調教馬では、ドバイシーマクラシックで3着のドゥレッツァが120で9位タイ。大阪杯を制したベラジオオペラ、高松宮記念覇者サトノレーヴ、ネオムターフCを勝利して前回7位タイの評価を受けたシンエンペラーが118で12位タイに名を連ねている。