Wコースで追い切ったカラマティアノス(左)(カメラ・荒牧 徹)
◆第85回皐月賞・G1(4月20日、中山競馬場・芝2000メートル)追い切り=4月16日、美浦トレセン
共同通信杯2着から逆転を狙う
カラマティアノス(牡3歳、美浦・奥村武厩舎、父
レイデオロ)は、Wコースで
スズカコテキタイ(6歳オープン)と併せ馬。7、8馬身追走してスタートすると序盤からリズムのいい走り。4角では馬場の内めを通り最後の直線で内から楽に僚馬に並びかけると、スムーズに加速して同時にゴールした。
スピード感十分に駆け抜け6ハロン81秒4、ラスト1ハロンは11秒2(5ハロン65秒1)をマークした。奥村武調教師は「全くの馬なりで内ラチ沿いを通って時計は速く見えるけど外を回れば67、8秒だからね。右回りは調教を見ているとスムーズですね。現状が最高ではないけど、だいぶ良くなってきました」と上昇ぶりを伝えた。