「青葉賞・G2」(26日、東京)
2着までにダービー(6月1日・東京)への優先出走権が与えられる
トライアルだが、これまで本番では2着が最高着順で、この組からダービー馬はまだ出ていない。開催時期が1週早まった今回、どう影響するか注目だ。
残り少ない本番への切符を手にすべく2戦2勝の
エネルジコがスタンバイ。新馬戦で差し切りVを決めると、2戦目のセントポーリア賞は出遅れの不利をはね返し、大外からの直線一気で快勝した。1週前追い切りは、美浦Wの3頭併せで遅れたものの、動き自体は悪くない。父
ドゥラメンテが制したダービーへと駒を進める。
1勝クラスを勝ち上がって、夢舞台への
トライアルに間に合った
アマキヒ。母は10年の3冠牝馬
アパパネで、異父姉に21年秋華賞馬
アカイトリノムスメを持つ日本屈指の良血馬だ。無限の可能性を秘めた大器が、前哨戦を勝ち切って、競馬の祭典に乗り込みたい。
すみれSは追い込み届かず3着に敗れた
ファイアンクランツだが、道中1、2番手の馬がそのままゴールする典型的な前残り決着。後方2番手から追い込んだが、ここまでが精いっぱいだった。鞍上は名手モレイラにスイッチ。ダービー出走をマジックマンの手綱に託す。
ゆきやなぎ賞で2勝目をマークした
ゲルチュタール。京成杯は10着と大敗したが、自己条件できっちり巻き返した。好勝負が可能だ。毎日杯で2着に逃げ粘った
ガルダイアはマイルG1馬
アエロリットの半弟だけに、距離延長が鍵となる。