【ユニコーンS展望】伏竜S2着メイショウズイウンが重賞初制覇を目指す

2025年04月27日 21:38

※騎手は想定 その他の登録馬=メリークリスマス

 「ユニコーンS・G3」(5月3日、京都)

 伏竜S2着から重賞初Vを狙うメイショウズイウン。前走の勝ち馬は、米3冠初戦のケンタッキーダービーでも有力候補となっているルクソールカフェだけに、相手が悪かった。1週前追い切りは、栗東CWの併せ馬で6F85秒6-11秒2をマークし、併入を果たした。状態は高いレベルで安定している。強敵不在なら負けられない。

 中距離路線に矛先を向けて圧巻のパフォーマンスを披露したクレーキング。昇級2戦は勝ちあぐねていたが、ダート1800メートルの前走は直線で後続を突き放して、8馬身差をつける衝撃の走りでV。砂の怪物誕生を予感させた。その後は、UAEダービーの招待を辞退して、ここを目標に調整されてきた。重賞の壁も突破する。

 伏竜Sは4着に敗れたルヴァンユニベールだが、スタートで出遅れて中団のイン。直線では馬群を縫って伸びてきたが、前半のビハインドが痛かった。京都ダート1900メートルは2走前にV実績があり、コース経験はアドバンテージ。スムーズな競馬で反撃に出る。

 1勝クラスを7馬身差で圧勝したカナルビーグル。絶好位の3番手で運び、4角で楽々先頭に並びかけると、後続を一気に突き放すワンサイドV。勝ちっぷりから、重賞でも通用しそうな雰囲気だ。

 伏竜Sは10着と大敗したベルベルコンパスだが、デビュー戦はのちの京浜盃覇者ナチュラルライズの2着。今回は初の関東への輸送もあり、力を出し切れなかった。集中力が持続できれば前進可能だ。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。