「ユニコーンS・G3」(5月3日、京都)
伏竜S2着から重賞初Vを狙う
メイショウズイウン。前走の勝ち馬は、米3冠初戦のケンタッキーダービーでも有力候補となっている
ルクソールカフェだけに、相手が悪かった。1週前追い切りは、栗東CWの併せ馬で6F85秒6-11秒2をマークし、併入を果たした。状態は高いレベルで安定している。強敵不在なら負けられない。
中距離路線に矛先を向けて圧巻のパフォーマンスを披露した
クレーキング。昇級2戦は勝ちあぐねていたが、ダート1800メートルの前走は直線で後続を突き放して、8馬身差をつける衝撃の走りでV。砂の怪物誕生を予感させた。その後は、UAEダービーの招待を辞退して、ここを目標に調整されてきた。重賞の壁も突破する。
伏竜Sは4着に敗れた
ルヴァンユニベールだが、スタートで出遅れて中団のイン。直線では馬群を縫って伸びてきたが、前半のビハインドが痛かった。京都ダート1900メートルは2走前にV実績があり、コース経験はアドバンテージ。スムーズな競馬で反撃に出る。
1勝クラスを7馬身差で圧勝した
カナルビーグル。絶好位の3番手で運び、4角で楽々先頭に並びかけると、後続を一気に突き放すワンサイドV。勝ちっぷりから、重賞でも通用しそうな雰囲気だ。
伏竜Sは10着と大敗した
ベルベルコンパスだが、デビュー戦はのちの京浜盃覇者
ナチュラルライズの2着。今回は初の関東への輸送もあり、力を出し切れなかった。集中力が持続できれば前進可能だ。