かしわ記念を目指すウィリアムバローズ(撮影:井内利彰)
5月5日(祝・月)に船橋競馬場、ダート1600mで行われるかしわ記念。その選定馬になっているウィリアムバローズ(栗東・上村洋行厩舎)が今朝1日、レースに向けた追い切りを行っている。
朝一番のCWで単走。馬場入りして、気分よく1コーナーから2コーナーを周回していき、向正面に入り、4馬身ほど後方に他厩舎の併せ馬がいたので、気にするかと思われたが、自分のリズムで駆け抜けていった。
3コーナーから4コーナーで加速して最後の直線。ぐんとスピードに乗って、トップスピードを持続させながらゴールを目指す。最後は僅かに減速しているが、まだまだ余力があったし、一杯に追われてというわけではないので、これで十分といった走り。
時計は6F81.4〜5F66.4〜4F51.2〜3F36.6〜2F22.7〜1F11.4秒。追い切りを見ていても、自分のリズムで走ることができるかどうかがポイント。距離は違うが、船橋は日本テレビ盃を勝っている舞台だし、昨年のかしわ記念6着とは違った形の競馬ができれば、といったところだろう。
(取材・文:井内利彰)