今週からは「東京・京都・新潟」の3場開催。
注目の重賞はGI天皇賞(春)。今年のメンバーは、昨年勝利のテーオーロイヤルは不在。ということで、一昨年勝利のジャスティンパレスなど古馬ステイヤー勢に加え、4歳勢の新勢力との熱戦が予想されます。
それでは出走予定メンバーを確認しておきましょう。
まずは昨年GI菊花賞2着から、前走GIIIダイヤモンドSを勝利して長距離能力の高さを発揮しているヘデントール(牡4・美浦・木村厩舎)。鞍上はレーン騎手に変わって長距離GIの頂点を狙います。
対するは、これも4歳勢から前走GII阪神大賞典を勝利したサンライズアース(牡4・栗東・石坂厩舎)。昨年は日本ダービーでも15番人気の伏兵ながら4着に躍進。その能力の片鱗は前走勝利で証明されました。ここは池添騎手で大仕事成るかという一戦となります。
そして、一昨年の天皇賞春1着馬ジャスティンパレス(牡6・栗東・杉山晴厩舎)。当時の鞍上はルメール騎手。以来、GIでは好走数多くも勝利なしという成績が続いています。とはいえここは同馬にとっても能力を発揮できる絶好の舞台といえるでしょう。
さらには、昨年このレースで5番人気ながら2着になり、その後宝塚記念を勝利しているブローザホーン(牡6・栗東・吉岡厩舎)。前走GII日経賞1着のマイネルエンペラー(牡5・栗東・清水久厩舎)。前走阪神芝3000mの阪神リニューアル記念を勝っているハヤテノフクノスケ(牡4・栗東・中村厩舎)。GI菊花賞4着&GII日経新春杯2着のショウナンラプンタ(牡4・栗東・高野厩舎)など、かなり熾烈な好メンバー。どの馬にもチャンスがあるような一戦という感じです。
そんな難解な一戦でこそ、チェックしておきたいのが、netkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化、ランキング順で表示できる予想ツールです。激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。さらに調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップするという、馬券作戦の心強い味方です!
それでは05月02日(金)に出た『天皇賞(春)』の調子偏差値速報をお届けしましょう。
まず現在1番人気が予想されるヘデントールは、偏差値64での4位でした。同馬は菊花賞でも61から2着という成績。前走が高かっただけに物足りない感じもしますが、これでも十分な数字かもしれません。
そして2番人気が予想のサンライズアースは偏差値62での7位。同馬は前走・阪神大賞典では58からの勝利でしたので、状態としてはそれ以上とも考えられます。
3番人気予想のジャスティンパレスは偏差値61での8位。この馬も60台が当たり前になってしまいましたが、今回はもう少し上が欲しかったところです。
対して、偏差値上位3頭のメンバーはちょっと気になる存在といえそう。人気上位を食う伏兵はこのなかに含まれているのかも…。
さて、あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。
なお日曜日・東京11R・プリンシパルS(L・芝2000m)の調子偏差値は無料でご覧いただけます。
※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。