<京都競馬 11R天皇賞・春>ヘデントール(左)がビザンチンドリームとの接戦を制した(撮影・奥 調)
◇G1天皇賞・春(2025年5月4日 京都芝3200メートル)
伝統の長距離王決定戦「天皇賞・春」は1番人気
ヘデントール(牡4=木村)が制し、G1初制覇を飾った。
ヘデントールは父
ルーラーシップ、母コルコバード(母の父ステイゴールド)の血統で通算9戦6勝。
騎乗したレーンはJRA・G1通算6勝目。25年の平地G1で短期免許の外国人騎手は6戦5勝となった。木村師は同13勝目を挙げた。
レーンは「道中も凄くいいスペースに入れた。直線も凄くいい手応え。いいファイトを見せてくれた」と振り返った。
▼天皇賞・春 1905年創設の「
エンペラーズカップ」が前身。37年に春秋2回開催の「帝室御賞典競走」となって、秋に第1回を東京で施行した。47年秋に「天皇賞」に改称された。