19年と21年の香港ヴァーズを制したグローリーヴェイズの半妹のラルガメンテ(牝3、美浦・尾関知人厩舎)が、日曜東京1Rの3歳未勝利(牝・ダ1600m)で初勝利を狙う。

　ラルガメンテは父ドゥラメンテ、母メジロツボネ、母の父スウェプトオーヴァーボードの血統。母はJRAで4勝。半兄のグローリーヴェイズは19年と21年の香港ヴァーズなど、重賞を4勝した名馬。同じくカヌメラビーチとエゾダイモンは3勝クラスまで出世している。そして曾祖母のメジロラモーヌは86年に史上初めて三冠牝馬となった歴史的名牝だ。

　ここまで4戦0勝。デビューからの3戦は芝で4着、2着、9着と一進一退だった。そこで陣営は砂挑戦を決断。初ダートの前走は0秒9差の2着だったが、後方から長く脚を使い、過去一番といえるレース内容だった。今回は過去最短のレース間隔となる中2週だが、体調は問題なし。岩田望来騎手の継続騎乗で、待望の初勝利といきたい。