エプソムC2025に出走予定のカラテ(23年5月撮影、ユーザー提供:もふさん)
土曜は全国的に天気が崩れそうだ。そこでエプソムカップ(4歳上・GIII・芝1800m)が道悪になった場合の注目馬を紹介したい。
まずはカラテ(牡9、栗東・東田明士厩舎)だ。目下7戦連続で2桁着順とあって人気薄は必至だが、7戦のうち6戦がGIかGII、残り1戦もGIIIで59kgを背負ってのもの。その点、今回はGIIIで57kgだから、条件は相当に良くなっている。加えて2年前の新潟大賞典(不良)を制した時と同じ道悪となれば、激変があっても驚けない。
もう1頭、展開面からセイウンハーデス(牡6、栗東・橋口慎介厩舎)を推したい。というのも、重〜不良になった近2回のエプソムC、20年と22年の馬券圏内6頭は全て4角5番手以内からの粘り込みだったからだ。カラテが勝った23年の新潟大賞典の2着馬なので道悪も◎。長期休養明けの2戦は5着、8着だが、そろそろ上位争いになるとみた。