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【NHKマイルC】吉村誠之助 最年少G1獲りへランスオブカオスで狙う!武豊超えへ「自信持って」

2025年05月09日 05:30

ランスオブカオスで最年少G1制覇に挑む吉村誠之助

 3歳マイル王を決める「第30回NHKマイルC」は8日、出走馬が確定した。デビュー2年目、売り出し中の吉村誠之助(19=清水久)はランスオブカオスとのコンビでG1獲りにチャレンジする。新馬戦から一貫して手綱を取り、前走チャーチルダウンズCで重賞初制覇。19歳4カ月8日でJRA・G1制覇となれば84年のグレード制導入後では史上最年少記録だ。手の内に入れる相棒とともに、ここも人馬一体の走りを見せる。同レースの枠順は9日に確定する。

 フレッシュなコンビが大舞台で躍動する。吉村はルーキーイヤーの昨年、朝日杯FSでG1初騎乗。今回の相棒でもあるランスオブカオスとのコンビで3着だった。新馬勝ち直後の中1週、9番人気で力走。敗れたとはいえ先々に向けて期待が膨らむ内容だった。「中1週のG1でも(馬は)特に変わることなく普段通りでした。気負ったりしないし、ドシッと構えていました」と振り返るように芯の強さが備わっている。

 今季初戦のきさらぎ賞は1F延長で初の1800メートルに対応して3着。マイルに戻った前走チャーチルダウンズCは直線、スペースを突いて人馬ともに重賞初制覇を飾った。「先頭でゴールした瞬間はうれしかったですね。そのひと言に尽きます」と笑みを浮かべる。

 自身はカナルビーグルに騎乗した先週ユニコーンSで2度目の重賞制覇。いい流れで決戦ウイークを迎えた。水曜にCWコース3頭併せの最終追いに騎乗し、道中2頭を視界に入れながら直線、内に進路を取ると6F82秒8〜1F11秒2と鋭く伸びて1馬身差で最先着。状態の良さを確認した。「新馬の時からひるむことなく、進路選びに関しても空いたスペースを突けるのは大きな武器」と長所をアピール。類いまれな勝負根性が備わっている。

 19歳4カ月8日でレース当日を迎え、勝てばグレード制が導入された84年以降のG1最年少優勝記録(武豊=19歳7カ月23日、88年菊花賞スーパークリーク)更新となる。「僕もこの馬も一度G1を経験しているので特に意識はしていません。とにかく最善の結果を出せれば」と力を引き出すことに集中。まだキャリア4戦とはいえ濃い内容の競馬を続け、一戦ごとに人馬の絆は深まっている。「新馬戦から継続して騎乗させてもらって感謝しています。僕が一番この馬を理解していると思うので自信を持って臨みたい」。大一番でも冷静な騎乗で相棒をゴールに導く。

 ◇吉村 誠之助(よしむら・せいのすけ)2006年(平18)1月4日生まれ、兵庫県出身の19歳。兵庫のトップジョッキーである父・智洋に憧れ、騎手を志す。栗東・清水久厩舎所属で昨年3月2日にデビューし、自厩舎のボルザコフスキーに騎乗した同24日の阪神11R・六甲Sで初勝利。JRA通算846戦55勝、うち重賞はランスオブカオスの前走チャーチルダウンズC、先週ユニコーンS(カナルビーグル)の2勝。1メートル63、48キロ。血液型O。

 《師匠・清水久師「若いけど冷静」》吉村の師匠・清水久師も弟子が臨む大舞台に期待を膨らませている。昨年朝日杯FS3着に続き、2度目のG1チャレンジ。清水久師は「いいチャンスを頂けた。デビューから乗せてもらっている馬だし(私自身も)楽しみにしています」と当日を心待ちにする。デビュー2年目を迎え、多くの厩舎から騎乗を依頼されて22勝をマーク。重賞も2勝した。「いい馬に乗せてもらっていることが大きいと思う。本人はまだ若いけど、その割に冷静に騎乗できているのでは」と評価していた。

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