今週は引き続き「東京・京都・新潟」の3場開催。
重賞は、土曜日に京都競馬場で京都新聞杯(GII・京都・芝2200m)と、開催週の変わったエプソムC(GIII・東京・芝1800m)。そして日曜日に東京競馬場でNHKマイルカップ(GI・東京・芝1600m)が行われます。
当然注目はGI・NHKマイルC。世代のスピードタイプが揃って参戦。とはいえ能力差、人気などはまだ混沌としているメンバー。どの馬にチャンスが巡ってきてもおかしくないレースといえます。
まずはメンバーを確認しておきましょう。
人気順はまだ不確実。それでも人気上位になりそうな馬としては、前走GIIニュージーランドT上位から1着だったイミグラントソング(牡3・美浦・辻厩舎)。今回はルメール騎手になって人気は確実でしょう。さらに2着だったもののアドマイヤズーム(牡3・栗東・友道厩舎)は、2走前にGI朝日杯FSを勝利しています。
次いで、躍進著しい吉村騎手鞍上のランスオブカオス(牡3・栗東・奥村豊厩舎)は朝日杯FS3着でしたが、前走ではGIIIチャーチルダウンズC(GIII・阪神・芝1600m)1着と成績アップでの参戦。さらには同レース2着だったアルテヴェローチェ(牡3・栗東・須貝厩舎)。前走皐月賞6着マジックサンズ(牡3・栗東・須貝厩舎)。レーン騎手鞍上となる前走共同通信杯5着サトノカルナバル(牡3・美浦・堀厩舎)。ほかにも重賞で好走している馬が多数参戦。例年を上回るようなハイレベルの一戦となっています。
こんな難解なレースでこそ、チェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。さらに調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップする馬券作戦の心強い味方です!
それでは5月9日(金)に出た『NHKマイルC』の調子偏差値速報をお届けしましょう。
まず今回は「急上昇」が2頭登場。どちらの馬もかなり面白い存在といえるでしょう。
現在1番人気が予想されるアドマイヤズームは偏差値75で堂々の1位になりました。これは同馬にとっても前走ニュージーランドT時74より高いキャリアハイの数値。前走を上回るデキにあるといえそうです。
対して、2番人気予想されているイミグラントソングは偏差値53で最下位18位になっています。とはいえこの馬はいつも偏差値50台までしかでないタイプ。どう判断するかは難しいところです。
3番人気が予想されるランスオブカオスは偏差値66での7位。この馬も数字が低くても好走してきた馬なので大きな問題はないのかも…。
さて、あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。
なお日曜日・京都11R・平城京S(OP・ダート1800m)の調子偏差値は無料でご覧いただけます。
※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。