22年の香港ヴァーズを制したウインマリリンの半弟となるウインスティーガ(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が、土曜東京6Rの3歳1勝クラス(芝2400m)で連勝を狙う。

　ウインスティーガは父ウインブライト、母コスモチェーロ、母の父Fusaichi Pegasusという血統。半姉のウインマリリンは22年の香港ヴァーズなど重賞4勝の名牝。半兄のウインマーレライは14年のラジオNIKKEI賞を制している。

　ここまで3戦1勝。昨年末のデビューから2着、5着に終わったが、前走で待望の初勝利を手にした。決して派手なレースを見せるタイプではないが、血統のイメージ通り、勝負強さがある。今回は初の東京がカギだが、昇級しても相手なりに走れるだろう。

　過去3戦は戸崎圭太騎手が騎乗していたが、今回は姉をG1制覇に導いたD.レーン騎手との初タッグだ。頼れる名手を迎え、秋が楽しみになる連勝といきたい。