迫力のあるフットワークを披露したクイーンズウォーク(撮影・石湯恒介)
「ヴィクトリアマイル・G1」(18日、東京)
金鯱賞で重賞3勝目を挙げた
クイーンズウォークは14日、栗東CWを単走。上がり重点に4F55秒0-39秒1-11秒9をマークした。輸送を考慮して軽めの内容だったが、馬体もフットワークも迫力満点。中内田師も「オーバーワークにならないように調整程度。それでも動きは非常に良く、直線も伸びていました」と仕上がりに胸を張る。
3歳時から一線級で活躍してきたが、馬体重の増加に伴って精神的にも成長。「4歳になってようやく心身がマッチしてきて、競馬に行ってしっかり走れる精神状態になっています」と成長を明かす。
左回りは4戦3勝、東京マイルもデイリー杯クイーンCで重賞初勝利した舞台。師は「マイルのスペシャリストを相手にどういう走りをしてくれるかですね」と慎重なトーンながらも、悲願のG1タイトルへの確かな期待をにじませた。