2010年のNHKマイルCをレコードVのダノンシャンティが18歳で死ぬ 牧場関係者「穏やかに過ごしていました」

2025年05月16日 11:01

ダノンシャンティ

 2010年の毎日杯、NHKマイルCを制したダノンシャンティ(牡、父フジキセキ)が、5月14日に死んでいたことがわかった。18歳だった。ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが5月16日、公式ホームページで発表した。

 2009年に栗東・松田国英厩舎からデビューし、2010年の毎日杯で重賞初制覇。続くNHKマイルCでG1に初挑戦し、4角16番手から追い込み、ビッグタイトルを獲得した。勝ち時計1分31秒4は当時の日本レコードだった。2011年の大阪杯(4着、当時はG2)を最後に現役を引退し種牡馬入り。代表産駒として2016年の京都新聞杯など重賞4勝を挙げたスマートオーディンを出した。

 2020年に種牡馬を引退。北海道岩内郡共和町のホーストラスト北海道分場で繋養され余生を過ごしていた。現所有者のホーストラスト北海道の酒井政明氏は「うちに来て仲良しの馬もでき、以前はあった気性の荒いところもなくなり、最近は穏やかに過ごしていました。若かったのでもうちょっとのんびり過ごしてほしかったのに残念です」と追悼のコメントを寄せた。

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