浜中俊騎手騎乗のマイユニバース(左)が差し切り勝ち。 (右は3着のミュージシャン) (カメラ・高橋 由二)
5月17日の京都9R・あずさ賞(芝2000メートル=10頭立て、3歳1勝クラス)は、3番人気
マイユニバース(牡、栗東・武幸四郎厩舎、父
レイデオロ)が勝ち、貴重な賞金加算に成功した。勝ち時計は2分00秒8(不良)。皐月賞馬
ミュージアムマイルの近親にあたり、祖母ロレットチャペルが同じだ。
出脚は鈍かったが、道中はなだめながらの追走。残り600メートルで鞍上の手が動いたが、外を回ってゴール前で逃げる
エキサイトバイオ(2着、松山弘平騎手)を首差かわした。
浜中俊騎手は「道中は折り合って、勢いをつけながらでした。直線は馬場も悪くて手応えはしぶくなりましたが、こらえてくれました。まだまだ成長するし、素材はいい。楽しみな馬だと思います」と笑顔が弾けた。