【日本ダービー】杉山晴紀調教師が日本ダービー初制覇なるか サトノシャイニングとジョバンニの2頭出しだ

2025年05月27日 18:00

日本ダービー2025に出走予定のサトノシャイニング(今年4月撮影、ユーザー提供:レイナルドさん)

 杉山晴紀調教師がサトノシャイニング(牡3)とジョバンニ(牡3)の2頭出しで、日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)の初制覇を目指す。

 杉山晴紀調教師は81年12月24日生まれの43歳。武宏平厩舎、高橋康之厩舎の調教助手を経て、16年に開業した。JRA通算2898戦330勝。23年にJRA賞の最多勝利調教師を獲得。今年も26勝を挙げて、全国リーディングを独走している。GIはデアリングタクトの牝馬三冠など6勝。しかし、中央競馬クラシック三冠競走に限ると、これまで皐月賞に3頭、日本ダービーに1頭、菊花賞に3頭を出走させているものの、未勝利となっている。

 22年のジャスティンパレス(9着)以来、3年ぶりの日本ダービー参戦となる今年は、サトノシャイニングとジョバンニの2頭出しだ。前者はきさらぎ賞の覇者。前走の皐月賞は早め進出で勝ちにいった分、最後は脚が鈍って5着だったが、内容自体は悪くなかった。折り合いに課題を残すため、2400mの距離延長が大きなカギだが、そこは初騎乗となる武豊騎手の手腕に期待したい。一方、後者は6戦2勝、2着3回と安定感が光る。唯一、馬券圏外に沈んだ前走の皐月賞にしても、道中で大きな不利がありながら0秒4差の4着だから、負けて強しといえる。こちらはデビューから手綱を取り続ける松山弘平騎手とのコンビ力が魅力だ。

 昨年の安田翔伍調教師に続き、関西の若手がダービートレーナーの称号を手にするのか。2頭の走りから目が離せない。

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