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【日本ダービー】振り返る6・1決戦 97年サニーブライアン 「1番人気はいらない−」フロック視あざ笑う堂々2冠

2025年05月28日 06:00

 鮮やかに逃げ切ったサニーブライアン=97年6月1日

 「日本ダービー・G1」(6月1日、東京)

 今年のダービーは珍しい6月決戦。1984年のグレード制導入後で7度あったが、その中でも今回は今年と同じ『6・1決戦』にフォーカスを当てた。97年の頂上決戦は、果たしてどのような結末を迎えたのか-。

  ◇  ◇

 快晴の空の下、ライバル16頭を引き連れて鮮やかに逃げ切ったのが、第64代ダービー馬サニーブライアンだ。生涯10戦、全てのレースで手綱を取った大西直宏との共演はまさに“人馬一体”。スタンドへ向けて高らかと右手を挙げ、堂々と2冠制覇を成し遂げた。

 皐月賞4着のリベンジに燃えるメジロブライトが1番人気。90年、アイネスフウジンの2着に涙した父メジロライアンの思いも乗せ、多くのファンが支持した。天才・武豊が駆るランニングゲイルが2番人気。若草S-京都4歳Sの連勝で勢いに乗るシルクジャスティスが3番人気で続いた。

 一方で、11番人気で皐月賞を逃げ切ったサニーブライアンは、その勝利をフロック視する声が大半だった。しかも、皐月賞に続いての大外枠。強力な同型サイレンススズカの存在もあって、単勝13・6倍の6番人気という低評価に甘んじた。

 しかし、大西の自信が揺らぐことはなかった。大外枠から一目散にハナを奪い、後続を引きつけながらマイペースに持ち込む。前半5Fの通過が61秒5。直線の二枚腰で後続を一気に引き離し、燃料を使い切って栄光のゴールへ飛び込んだ。

 低評価を覆して頂点へ-。大西の口から名言が放たれる。「評価はどうでも良かった。1番人気はいらないから、1着だけほしいと思っていた」。信念を貫いた、正真正銘の2冠制覇であった。

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