北村友一騎手が騎乗し、CWコースでホーリーブラッサム(右)と併せて追い切られたクロワデュノール(カメラ・高橋 由二)
◆第92回日本ダービー・G1(6月1日、東京・芝2400メートル)追い切り=5月28日、栗東トレセン
4戦3勝の
クロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父
キタサンブラック)は、北村友一騎手を背にCWコースで併せ馬で追い切った。6ハロン82秒8―11秒2。馬なりのまま、
ホーリーブラッサム(3歳1勝クラス)に首ほど先んじてゴールした。斉藤崇調教師は「前走は難しい調整でしたが、一回使って動きの方も、一段、二段と上がっている感じを受けました」とうなずいた。
前走の皐月賞で連勝は止まったが、今回も人気を集めることは間違いない。指揮官は「ホースマンとして勝ってみたいレース」と気合い十分。今回こそ、本来の力を見せつける番だ。