ドラゴンブーストと日本ダービーに臨む藤野健太調教師
藤野師は開業2年目でダービー初出走。調教助手時代は皐月賞馬
ミュージアムマイルを擁する高柳大厩舎に所属しており、皐月賞に続く“師弟対決”でもある。「本当に感慨深いし、幸せなこと。厩舎の皆も凄く盛り上がっている」と意気軒昂に大舞台に挑む。
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ドラゴンブーストは皐月賞で17着大敗も、反発力が持ち味。新馬戦7着→未勝利1着、朝日杯FS7着→京成杯2着など2戦連続で馬券圏外になったことはない。この中間はラ
イバルの追随を許さない乗り込み量で「ここに向けてしっかりいじめ抜いてきた。
ピークの状態で迎えられると思う」と仕上がりに太鼓判を押す。2桁着順からの逆襲Vは
グレード制導入以降、86年ダイナガリバー(皐月賞10着)、09年
ロジユニヴァース(同14着)のみ。勝てば歴史に名を残す下克上となる。