日本ダービー2025に出走するファウストラーゼン(撮影:下野雄規)
日本ダービー当日の東京芝は稍重。気温が上がって水分が抜けたことで、良に近いコンディションになっている。日本ダービーの時間帯には良になっている可能性も。ただ、土曜の道悪開催によって、インコースを中心に悪化は進んでいるので、どちらかといえば内より外、そして前よりも後ろ有利の馬場と考えたい。
日本ダービーは明確な逃げ馬不在だが、ファウストラーゼンのマクリでどれだけペースアップするかがカギ。超が付く上がり勝負になれば、ショウヘイ&ファンダムのサートゥルナーリア産駒2頭の出番だ。一方、上がり3Fが34秒半ば以上になれば、外伸び競馬。押し切りを図るクロワデュノールに、マスカレードボール、サトノシャイニング、ミュージアムマイルが襲い掛かるレースになるとみる。