【安田記念見どころ】前走の鬱憤を晴らすジャンタルマンタル

2025年06月02日 11:00

安田記念に出走予定のジャンタルマンタル(撮影:下野雄規)

 ジャンタルマンタルが3度目のGI制覇に挑む。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■6/8(日) 安田記念(3歳上・GI・東京芝1600m)

 熱発で順調さを欠き、予定していた富士Sを使えず香港マイルに直行という形になって力を発揮できなかったジャンタルマンタル(牡4、栗東・高野友和厩舎)。前走の敗因は明確で度外視して良いだろう。それを除けば抜群の成績で、GIを2勝。NHKマイルCで負かした2着馬は、先日ヴィクトリアマイルを制したアスコリピチェーノ。これまで戦ってきた相手関係を考えれば、ここでは能力上位の存在だ。先週は坂路で好時計をマークしており、前走からの立て直しも万全だ。鞍上は川田将雅騎手。

 6歳にしてGIを初制覇。年が明けて7歳になったが、前走のドバイターフでは香港の強豪ロマンチックウォリアーを破ったソウルラッシュ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)。年々、衰えどころか、まだまだ進化を遂げており、今の勢いなら更にGI奪取も可能だ。鞍上は浜中俊騎手。

 その他、抜群の切れ味を発揮するブレイディヴェーグ(牝5、美浦・宮田敬介厩舎)、距離短縮で持ち味が生きるシックスペンス(牡4、美浦・国枝栄厩舎)、朝日杯FSでジャンタルマンタルの2着と好走歴のあるエコロヴァルツ(牡4、栗東・牧浦充徳厩舎)、連勝で勢いがあるトロヴァトーレ(牡4、美浦・鹿戸雄一厩舎)、近走充実のウォーターリヒト(牡4、栗東・石橋守厩舎)などが春の東京GIシリーズのラストレースで鎬を削る。発走は15時40分。

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