▽その他の登録馬 除外対象=グラティアス58 ※騎手は想定
「安田記念・G1」(8日、東京)
G1実績馬から新星まで、例年以上に群雄割拠の様相を呈している春のマイル王決定戦。その中で主役を張るのは、ドバイターフで香港の強豪
ロマンチックウォリアーを撃破した
ソウルラッシュだ。海外G1初勝利を飾り、7歳にして充実一途。3年ぶりのコンビ復活となる浜中は「以前よりも
バランスがいいですね」と1週前追いに騎乗して成長を感じ取った。
牝馬が7年連続で連対中の一戦。今年は紅一点の
ブレイディヴェーグに注目が集まる。戸崎圭は「筋肉の柔らかい、いい馬だと思って素質を感じていた。牝馬特有の切れ味を持っている」とデビュー3戦目以来のコンビ再結成を喜ぶ。3度目のマイル参戦で牡馬勢撃破に挑む。
昨年の3歳マイル王である
ジャンタルマンタルは、ここが今年の始動戦。昨年の香港マイル13着以来の実戦で仕上がりが鍵となるが、1週前の栗東坂路で4F50秒1と自己ベストを大幅に更新。高野師も「年齢を重ねてレベルが上がっている」と手応えを伝えた。
マイル路線にかじを切った
シックスペンスも有力馬の一角。前走の大阪杯は1番人気に支持されながら7着に敗れたが、4戦4勝と相性抜群のルメール騎乗なら逆襲のG1奪取があっていい。
他では、ダービー卿CTの覇者
トロヴァトーレや東京新聞杯Vの
ウォーターリヒトといった勢い十分の4歳勢に、重賞4勝の実力馬
ウインマーベルなども上位争いに加わってくる。