第92代のダービー馬に輝いた
クロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇)は激闘から一夜明けた2日、栗東トレセンの馬房で
リラックスした姿を見せた。東京競馬場から戻ったのは同日の午前1時ごろ。間宮助手は「神経質ですし、疲れている感じはあります。でも餌は食べていますし、脚もとも大丈夫そうです」と説明した。
「皐月賞とは体の張りが違って状態には自信がありましたし、(北村)友一が馬を信じて乗ってくれました」と喜びつつ、「(20年の)
マンオブスピリットで出走した時は無観客でしたからね。雰囲気はすごく良かったです」と振り返った。
今後は未定ながら登録済みのフランス・凱旋門賞(10月5日・パリロンシャン)も選択肢に入る。「少しずつしっかりしていますが、まだトモも緩い。まだ伸びしろはあると思っています」とさらなる飛躍に期待した。