高杉吏麒騎手が宝塚記念でGI初制覇へ “武豊超え”の史上最年少グランプリVなるか

2025年06月09日 11:30

24年デビューの高杉吏麒騎手(撮影:桂伸也)

 2年目の高杉吏麒騎手が、宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)のプラダリア(牡6、栗東・池添学厩舎)でGI初挑戦Vを狙う。

 高杉騎手は05年9月28日生まれ、滋賀県出身の19歳。24年3月に栗東・藤岡健一厩舎からデビューした。同年にルーキー最多の48勝を挙げて、JRA賞の最多勝利新人騎手を受賞。今年も既に25勝を挙げて、全国リーディングで18位につけている。

 宝塚記念のパートナーはプラダリアだ。22年の青葉賞、23年の京都大賞典、24年の京都記念と3年連続でGII勝ちの実力馬。目下6連敗中だが、24年の大阪杯で6着、宝塚記念で4着に善戦するなど、GIでも差のない競馬を演じている。どちらかといえば京都向きの印象だが、阪神も決して苦手ではない。実際、2年前の宝塚記念ではイクイノックスから0秒4差6着の実績があるので、立ち回り一つで上位争いに食い込めていい。

 高杉騎手はこれまでJRA重賞に11回騎乗。今年の京都記念のバビットでの4着が最高着順となっている。今回は武豊騎手の20歳3カ月を大幅に更新する、19歳9カ月での宝塚記念史上最年少制覇、さらには有馬記念も含めたグランプリレースでの史上最年少制覇がかかる一戦。初のGI舞台、しかも国内外の名手との戦いとなるが、思い切った手綱捌きで一発を狙ってほしい。

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