カルロットの半兄のステルヴィオ(18年4月撮影、ユーザー提供:evangelionさん)
18年のマイルCSを制した
ステルヴィオの半弟となる
カルロット(牡2、栗東・武幸四郎厩舎)が、土曜阪神5Rの2歳新馬(芝1600m)で初陣Vを狙う。
カルロットは父
リオンディーズ、母ラルケット、母の父ファルブラヴの血統。半兄の
ステルヴィオは18年のマイルCSの覇者。半姉の
ウンブライルは23年のNHKマイルCの2着馬、同じく
ステルナティーアは21年のサウジアラビアRCの2着馬。また日本調教馬として史上初めてGIを7勝した歴史的名馬シンボリルドルフは4代母の全弟となる。23年のセレクトセール当歳では1億4500万円(税抜)で取引された。
ここまで4月中旬から入念に乗り込まれてきた。時計も上々で、1週前の坂路追いでは武豊騎手も感触を確かめている。武豊騎手と武幸四郎調教師の兄弟タッグでは、20年11月の
オンラインドリーム、21年9月の
ドーブネ、22年8月の
フォトンブルーに続く、約2年10カ月ぶりの新馬勝ちがかかる一戦。その走りに要注目したい。