グランプリ制覇へ順調さをアピールしたメイショウタバル
「宝塚記念・G1」(15日、阪神)
ドバイターフ5着以来となる
メイショウタバルは5日、後半の栗東CWに登場した。道中で行きたがるそぶりは見せていたが、昨年よりはるかに改善。前走時から着用している
シャドーロールを光らせながらリズム良く進めると、直線は馬場の外めへ。追われてから頭の高い面はやはり残っていたものの、それでもラスト1Fは10秒7と驚異のラップを刻んだ。
全体時計も6F82秒2と悪くないもの。石橋師は「タイムを意識せず折り合いだけ気をつけてくれ、しまいだけ伸ばしていいから、と。順調には来ているかな」と好
ジャッジを下した。
昨秋の菊花賞16着以降は着順こそひと息だが、「馬体に幅が出てきたし、調教でも折り合いがついてきた」と指揮官は確かな成長を実感している。上半期を締めくくるドリームレース制覇へ、着々と態勢が整いつつある。