現地時間26日、英・
アスコット競馬場で行われたキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(3歳上、英G1・芝12f)は、J.ムルタ騎手騎乗の1番人気
デュークオブマーマレード Duke of Marmalade(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)が道中は中団を追走。直線で一旦先頭に立った
ペイパルブル Papal Bullを内から差し返し、同馬に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分27秒91(良)。さらに9馬身差の3着に
ユームザイン Youmzainが入った。
勝った
デュークオブマーマレードは、父デインヒル、母Love Me True(その父Kingmambo)という血統の愛国産馬。昨春は英2000ギニー(英G1)4着、愛2000ギニー(愛G1)4着、セント
ジェイムズパレスS(英G1)2着と欧州3歳マイル戦線で好走を見せ、秋は愛チャンピオンS(愛G1)でディラントーマス Dylan Thomasの2着に健闘。今年初戦のガネー賞(仏G1)で初のG1制覇を果たし、続くタタソールズゴールドC(愛G1)、プリンスオブウェールズS(英G1)とG1・3連勝でここに臨んでいた。通算成績13戦5勝(重賞4勝)。
鞍上のムルタ騎手、管理するオブライエン調教師ともに、昨年のディラントーマスに続くこのレース2連覇。通算では3勝目となった。